フリーランスの働き方

フリーランスは、どこの企業にも所属せず、個人事業主として自ら仕事を探して受注するという働き方だ。ITフリーランスは、常駐型と請負型という2種類の働き方がある。
常駐型は、企業と業務委託契約を締結し、正規職員と同じようにオフィスに常駐して働くフリーランスのことだ。常駐型は、給与も固定給となり、担当する業務の内容や量によって変動することはない。常駐型だからといって、毎日出勤する必要はなく、週3回程度の勤務で済む場合もある。

請負型の場合、クライアントから単発の依頼を受け、要望通りのアプリやプログラムを開発して納品したら報酬を得られる。したがって、仕事の量に比例して収入が増えることになる。
単発の依頼案件としては、ドローン自動操縦アプリやスマホアプリの開発など、多岐に渡っている。
請負型のフリーランスは、細かい打ち合わせ以外に出勤する必要がなく、仕事のほとんどは自宅で完遂できることが魅力だ。請負型だと、自分の好きな仕事を選べるし、仕事をすればするほど高収入を得られるが、収入が不安定になる点は否めないだろう。
働く時間と場所を自由に選べる請負型フリーランスは、スキルアップのための勉強時間を確保しやすく、ITインストラクターやテックライターといった副業を兼ねることも難しくない。
副業としてやりやすいものに、ヘルプデスクがある。ヘルプデスクは、企業が販売するソフトや電子製品について、カスタマーセンターにクレーム等が入った際に対応する仕事だ。この業務はITの知識がないとできないので、ITフリーランスに対して需要が高い。